ひとつの見方に凝り固まってしまって、少しがっかり
米国の燃料電池に関する政策PNGVに関する著者の見方、つまり規制が技術を革新させるとの考えに凝り固まってしまい、結局この呪縛から逃れられず、全体としてはやや不満の残る内容だ。 技術的解説書と言うよりも、政策説明書のようなニュアンスが強い。燃料電池のメインストリームの歴史を綿密に辿って欲しかった。あるいは技術的な解説を体系的に説明して欲しかった。 書名がいまいち、内容にあっていないね。
エンジン技術者が書く燃料電池の展望
単なる技術紹介本ではなく、冷静な観点から、自動車の動力源としての在来エンジン、改良型エンジン、各種燃料電池についての検討を行い、技術者として著者自らがかかわってきたエンジンから燃料電池への移行が必然的であるとの結論が導かれている。本書出版後も種々の燃料電池関連の本が出版されているが、それらの理解を深めるためにも、燃料電池技術それ自体が明快に解説された本書の意義は大きい。
東洋経済新報社
水素プラズマ エネルギー革命 (I・O BOOKS)
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